『マネーの進化史』

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◆第三章 バブルと戯れて(p.231〜)

エンロンが破産を申請したとき、監査を受けた収支計算書から、同社の長期負債が250億ドルも過少に申告されていたことが明らかになった。エンロンの長期負債は130億ドルではなく、380億ドルだった。

(中略)

この事件で最大の被害者は、エンロンの下部に投資した一般の従業員や小口の株主たちだった。彼らの蓄えは煙のように風とともに消え去り・・・

この金額感、東電とかぶるものがある・・・。