『星の王子様』

肝心なことは目に見えない」と王子様は忘れないように繰り返しました。

かわるがわる現れる現象に目を奪われないこと


目を閉じ、深呼吸し
これはダイジか?
本質は何か?
と問うんだ


星の王子さま―オリジナル版

星の王子さま―オリジナル版

日経ビジネス20110704

シーメンスCEOピーターレッシャー氏インタビュー

▶メガトレンド
・都市部への集中
・人口の増加・高齢化
・気候温暖化
・経済のグローバル化気候温暖化


▶メガトレンドに基づき、経営資源を集中
・インダストリー(産業機器)
・エネルギー
・ヘルスケア(医療機器)
new! インフラストラクチャー&シティー


▶新事業部門設立の背景
世界の陸地面積のうち都市部は1%
人口の50%が都市部に居住(2007)、2050には70%に拡大の見込み
エネルギーの75%を消費者、CO2の80%を排出する

都市部でのエネルギーの確保、環境負荷の低減が課題

経営管理について
ROCEReturn On Capital Employed(使用資本利益率)
自己資本と有利子負債を足した投下資本から、効率良く利益を生み出しているかを示す指標(ROIC?)


山崎製パン

PBや物流共同化などメーカー品の利益の源泉を奪おうとする小売りや同業他社など、社外の敵に対しても同じだった。


寡占体制を形成できた要因は新たな技術。しかし、寡占体制が崩壊した要因もまた、技術だった。


英国の石炭産業の命運は、海路、水路、鉄道と時代の趨勢と共にパラダイムが移り変わった「物流」が握っていた。飲料や食品メーカーの多くが、コンビニなど流通業界の共同配送に組み込まれ、物流の主導権を奪われる中、飯島は独自配送を手放そうとしなかった。

『マネーの進化史』

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◆第三章 バブルと戯れて(p.231〜)

エンロンが破産を申請したとき、監査を受けた収支計算書から、同社の長期負債が250億ドルも過少に申告されていたことが明らかになった。エンロンの長期負債は130億ドルではなく、380億ドルだった。

(中略)

この事件で最大の被害者は、エンロンの下部に投資した一般の従業員や小口の株主たちだった。彼らの蓄えは煙のように風とともに消え去り・・・

この金額感、東電とかぶるものがある・・・。

2011J1順位予想

19年目のJ1開幕前夜、ということで無謀にも順位予想


1位 鹿島
2位 G大阪
3位 川崎F
4位 広島
5位 名古屋
6位 C大阪
7位 清水
8位 新潟
9位 山形
10位 浦和
11位 柏
12位 大宮
13位 仙台
14位 磐田
15位 甲府
16位 横浜FM
17位 神戸
18位 福岡


ビックリ降格枠は横浜FM木村和司を切れずにズルズル降格とみた。

一方、甲府はシーズン途中で三浦監督を更迭、枷が外れて逆転残留・・・

さらば、素晴らしきクソゲー


日本のサッカーは退屈なサッカー
そんな海外の報道を見聞きするたびに
最大級の褒め言葉だ、もっと言ってくれ、と思った
そんな最高に退屈な日本代表の旅が終わってしまった。


思えばW杯開幕前、多くの日本人と同じように
自分も絶望というか暗澹たる気持ちでいた。


もう、こうなったらこれまで掲げてきた理想(空想?幻想?)である
「美しいサッカー」に殉して玉砕すべき
そして、その玉砕を「見届ける覚悟」は出来ている。
そんな諦めにも似た気持ちだった。


しかし、そんな「覚悟」は逃げでしかなかった。
そして、岡田監督は自らの理想に逃げることなどは決してなかった。
弱い自分に真摯に向き合う、それは辛く地味な作業だっただろう


パラグアイ戦が終わったあとfu4さんがこんな呟きをしていた。

学んだこと。相手が強大であれなんであれ、戦略を持ち全力で勇気を持って戦うこと。勇気を持ってシュートを打つこと。


自分は何を学ぶのだろうか?


学び続ける存在でありたい、そのためには向き合うことが重要だということ
日本代表の面々、そして彼らをサポートした人々には感謝の言葉しかない

ワールドカップを日本の株式市場で例えてみた

FIFAワールドカップを日本のサッカーで例えてみたにインスパイアされて作ってみた、あまり後悔はしていない


ランキングの趣旨のようなものは先方にゆずる
ということでFIFAランキングと今日6月11日時点の株式時価総額を元にランキング
ちなみにFIFAランキングは6月1日時点のものを使っます(サッカーで(ryと若干異なっているのはそのため)
細かいことは気にせずスタート!


FIFAランク 国名 code 社名 時価総額(百万円)
1 位 ブラジル 7203 トヨタ自動車 11,085,311
2 位 スペイン 8306 三菱UFJFG 6,069,788
3 位 ポルトガル 9437 NTTドコモ 5,824,070
4 位 オランダ 9432 日本電信電話 5,643,223
5 位 イタリア 7751 キヤノン 4,954,931
6 位 ドイツ 7267 ホンダ 4,781,562
7 位 アルゼンチン 8316 三井住友FG 3,743,005
8 位 イングランド 7974 任天堂 3,468,057
9 位 クロアチア 9501 東京電力 3,257,705
10 位 フランス 8058 三菱商事 3,220,412
11 位 ロシア 4502 武田薬品工業 2,996,782
12 位 ギリシャ 6752 パナソニック 2,992,725
13 位 エジプト 2914 JT 2,970,000
14 位 アメリカ合衆国 7201 日産自動車 2,857,091
15 位 チリ 6758 ソニー 2,582,784
16 位 セルビア 9984 ソフトバンク 2,514,680
17 位 メキシコ 6954 ファナック 2,486,096
18 位 ウルグアイ 8411 みずほFG 2,448,192
19 位 カメルーン 9020 東日本旅客鉄道 2,344,000
20 位 ナイジェリア 6902 デンソー 2,204,867
21 位 オーストラリア 5401 新日本製鐵 2,103,357
22 位 ノルウェー 9503 関西電力 2,008,128
23 位 スロベニア 8031 三井物産 1,997,435
24 位 イスラエル 8604 野村HD 1,989,736
25 位 ウクライナ 4063 信越化学工業 1,985,530
26 位 スイス 4689 ヤフー 1,981,854
27 位 コートジボワール 8766 東京海上HD 1,968,671
28 位 ルーマニア 6502 東芝 1,949,296
29 位 チェコ共和国 9433 KDDI 1,894,835
30 位 パラグアイ 3382 セブン&アイHD 1,851,860
31 位 アルジェリア 8802 三菱地所 1,825,591
32 位 ガーナ 5411 JFEHD 1,775,726
33 位 トルコ 9502 中部電力 1,657,236
34 位 コロンビア 6301 コマツ 1,628,951
35 位 デンマーク 9022 東海旅客鉄道 1,593,150
36 位 エクアドル 6503 三菱電機 1,582,487
37 位 スウェーデン 6501 日立製作所 1,554,244
38 位 スロバキア 6971 京セラ 1,511,343
39 位 ブルガリア 9983 ファーストリテイリング 1,407,597
40 位 ホンジュラス 4503 アステラス製薬 1,380,963
41 位 ガボン 4901 富士フイルムHD 1,339,056
42 位 コスタリカ 8308 りそなHD 1,318,229
43 位 アイルランド 8725 三井住友海上グループHD 1,316,613
44 位 スコットランド 1605 国際石油開発帝石 1,301,842
45 位 日本 6594 日本電産 1,265,054
46 位 ラトヴィア 6861 キーエンス 1,191,164
47 位 韓国 2503 キリンHD 1,185,348
48 位 リトアニア 5108 ブリヂストン 1,177,372
49 位 ベネズエラ 8801 三井不動産 1,174,057
50 位 ボスニア・ヘルツェゴヴィナ 8053 住友商事 1,171,814
51 位 フィンランド 8001 伊藤忠商事 1,168,063
52 位 ペルー 4568 第一三共 1,159,942
53 位 マリ 6702 富士通 1,159,210
54 位 チュニジア 5201 旭硝子 1,101,263
55 位 北アイルランド 4452 花王 1,097,572
56 位 ハンガリー 9531 東京ガス 1,095,150
57 位 ポーランド 7011 三菱重工業 1,086,314
58 位 ベルギー 6753 シャープ 1,074,046
59 位 ベナン 5405 住友金属工業 1,033,284
60 位 マケドニア 7269 スズキ 1,011,657
61 位 イラン 8035 東京エレクトロン 1,004,196
62 位 カナダ 6981 村田製作所 1,000,170
63 位 ボリビア 9613 NTTデータ 991,567
64 位 サウジアラビア 7752 リコー 974,344
65 位 キプロス 6326 クボタ 956,723
66 位 オーストリア 9506 東北電力 936,870
67 位 バーレーン 9735 セコム 931,988
68 位 ロッコ 4543 テルモ 918,366
69 位 ザンビア 6273 SMC 916,334
70 位 エルサルバドル 4519 中外製薬 915,086
71 位 ウガンダ 9508 九州電力 913,752
72 位 パナマ 7741 HOYA 911,795
73 位 セネガル 4523 エーザイ 871,017
74 位 トーゴ 4755 楽天 867,351
75 位 ウェールズ 8002 丸紅 851,591
76 位 ニュージーランド 5802 住友電気工業 848,722
77 位 アルバニア 6367 ダイキン工業 835,081
78 位 イラク 6764 三洋電機 800,546
79 位 ジャマイカ 8403 住友信託銀行 767,208
80 位 ベラルーシ 6201 豊田自動織機 763,770
81 位 南アフリカ 7912 大日本印刷 753,717
82 位 中国 9104 商船三井 746,691
83 位 モザンビーク 8830 住友不動産 740,789
84 位 マラウイ 3402 東レ 738,282
85 位 ギニア 7259 アイシン精機 737,570
86 位 アンゴラ 2502 アサヒビール 736,017
87 位 モルドヴァ 8267 イオン 732,408
88 位 アイスランド 8591 オリックス 729,723
89 位 ハイチ 4911 資生堂 728,400
90 位 オマーン 4508 田辺三菱製薬 724,229
91 位 ガンビア 5713 住友金属鉱山 702,606
92 位 ウズベキスタン 6991 パナソニック電工 697,748
93 位 トリニダード・トバゴ 9202 全日本空輸 694,363
94 位 カタール 8601 大和証券グループ本社 689,247
95 位 クウェート 9532 大阪ガス 688,524
96 位 シリア 8795 T&DHD 681,139
97 位 エストニア 3407 旭化成 680,268
98 位 アルメニア 8113 ユニチャーム 678,089
99 位 アラブ首長国連邦 6762 TDK 675,167
100 位 リビア 9504 中国電力 660,107
101 位 コンゴ 4188 三菱ケミカルHD 659,754
102 位 ヨルダン 4324 電通 657,626
103 位 北朝鮮 4661 オリエンタルランド 654,642




こんな感じになりました
日本代表を日本の株式市場で考えると(ややこしいですね・・・)日本電産ということになります。
日本電産といえばバンクーバー五輪で、スピードスケートでメダルを獲得した長島圭一郎加藤条治選手が所属していた会社の親会社、何だか縁起が良さそうな気がしてきました、何しろ日本だしw


そして、北朝鮮がディズニーランドを運営するオリエンタルランド・・・
北朝鮮は夢の国ですか、そうですか・・・


では気を取り直してグループリーグを見ていくことにしましょう!


A組
フランス 三菱商事
メキシコ ファナック
ウルグアイ みずほFG
南アフリカ 大日本印刷


B組
アルゼンチン 三井住友FG
ギリシャ パナソニック
ナイジェリア デンソー
韓国 キリンHD


C組
イングランド 任天堂
アメリカ合衆国 日産自動車
スロベニア 三井物産
アルジェリア 三菱地所


D組
ドイツ ホンダ
セルビア ソフトバンク
オーストラリア 新日本製鐵
ガーナ JFEHD


E組
オランダ 日本電信電話
カメルーン 東日本旅客鉄道
デンマーク 東海旅客鉄道
日本 日本電産


F組
イタリア キヤノン
パラグアイ セブン&アイHD
スロバキア 京セラ
ニュージーランド 住友電気工業


G組
ブラジル トヨタ自動車
ポルトガル NTTドコモ
コートジボワール 東京海上HD
北朝鮮 オリエンタルランド


H組
スペイン 三菱UFJFG
チリ ソニー
スイス ヤフー
ホンジュラス アステラス製薬



どうでしょうか?
超大型インフラ企業に囲まれる日本…
やっぱ絶望な気がしてきましたw


そろそろ開幕戦の、大日本印刷vsファナックが始まるので
このエントリーを終えたいと思います


それではW杯期間中よろしくお願いいたいます(何を?)

『ストーリーとしての競争戦略』

優れた戦略とは何か?


それは、思わず人に話したくなる面白いストーリーのことだ。


戦略は分析(アナリシス)でなく統合(シンセシス)である
個別の要素を統合するためにストーリーが重要となる


そもそも戦略は、長期利益の獲得のために存在する
いかにして、長期利益を獲得するか?
2つの方法がある

  • コスト優位
  • WTPWillingness to pay)

これは「 利益 = 売上 - コスト 」式から考えればわかるだろう
両者を同時に追求するのは上手くいかないケースが多い、ストーリーがブレるからだ


コスト優位に必要のなのは「効率」
これに対して、WTP向上に必要なのは「効果」


スタバを例に考えてみよう
WTP向上させるためのコンセプトが、職場でも仮定でもない「Third place」
「Third place」というコンセプトのために
敢えて経済的には非合理な直営店方式を用いたのはなぜか?
このストーリーの顛末は是非読んでみて欲しい




全体的に、この本自体が人に話したくなる面白いストーリーだった
とはいえ、この本を投資に生かすにはさらなる研鑽が必要だってこと
まぁ、速攻性に関しては全く期待していない本だから全然問題ないけどw


そして、システムシンキングに対する興味がますます湧いてきた
銃・病原菌・鉄」も同時に読んでいるのだが
こちらの本でも複数の学術領域間における「知の統合」がテーマになっている
分断された世界を統合していく方法論としてのシステムシンキング・・・
何とかしたいっ!